【韓国】産経新聞の前ソウル支局長の裁判に無罪判決
セウォル号事故に端を発した裁判が17日漸く判決の日を迎えた。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)が韓国の 朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴された事件で本日、ソウル中央地裁で 李東根(イ・ドングン)裁判長により判決が言い渡された。
ここで聞いた事も無い異例の事態が起こる。裁判長は判決に先立ち韓国外務省から、「この裁判が韓日関係の障害になっており、韓日国交正常化 50年 の年でもありそれも考慮して、判決には善処を望む」という驚くべき要望が有ったと明らかにした。
検察は 10月19日の公判で 懲役1年6月を求刑していた。
そもそも事の発端は、死者、行方不明 304人を出した セウォル号沈没事故当日に 7時間に渡り所在がわからなくなった。
その間、 鄭(チョン)ユンフェ氏という元側近と密会していたのではないかと朝鮮日報が報じた。
加藤前ソウル支局長は 朝鮮日報の報道を引用する形で「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」とのコラムをウェブで配信した。
それを右翼団体が誹謗中傷で名誉毀損だとして告発したというのが事の顛末で有り、その後加藤前ソウル支局長の韓国出国は8カ月に及んだ。
これには日本の報道陣は勿論、各国の報道陣からも言論弾圧であると非難を浴び、この度の判決が注目されていた。
有識者はこの裁判について「刑事訴追されるべき事案ではないし、大統領はこの国一の権力者の動静は関心事で、公益性が有る」とコメントしていた。
この裁判に関しての大統領の考えなどは漏れ伝わってはこない所を観ると、これで日本に圧力をかけ日韓関係の慰安婦関係などの交渉を、有利にしようとしているのかと勘ぐってしまう。
無罪判決が出てやれやれという所であるが、外務省からの要望で判決に配慮をしたのであれば3権分立の観点から問題が有る。
そもそも日韓関係の為に判決に配慮を望むなどという書簡を外務省が裁判所に渡す?国の体制を疑りたくなるなるような出来事ではある。
一つ確認中したことは、あの国は面倒くさくて、付き合うのには多大な労力がいるということは解った!
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タグ:韓国 裁判
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