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中国経済崩壊でアメリカ経済も崩壊する。クルーグマン教授からの忠告。その1 [ニュース]


一大強国も存在せず、先進国、新興国共に頭を抱える勝ち組無き時代、この先待ち受けるのは?

ノーベル経済学賞受賞 クルーグマン教授からの忠告

・利上げは絶対NO!


2016年、大きな注目は中国経済とアメリカの利上げ。

FRBの利上げでアメリカ経済、世界経済への影響は?
継続的な利上げにアメリカ経済はたえられるのか?

政策担当者、マーケット関係者も容認の声が大きいが、これが非常に気がかりである。

11月初旬、アメリカ雇用統計発表時、私は

「雇用統計の結果を受け、FRBは利上げをするか?YES」

と、答えると同時に

「利上げをするべきか?明確にNO!」

と、答えた。

利上げを急ぐのは非常に危険!

世界経済の不安要素は多い。

失速する中国経済、欧州経済の再生は?、景気後退寸前の日本、問題は山積みだ。

2016年は大変厳しい!


・酷い欧州経済

ヨーロッパ経済は酷い状態である。

ギリシャ、大恐慌よりも深刻。回復の希望は皆無。 

スペイン経済は上向きだが、失業率は20%以上。

きたヨーロッパは経済低迷地帯。フィンランドの不景気は南ヨーロッパに匹敵。

デンマーク、オランダ経済も最悪だ。

フランスは、移民、難民、テロなど問題が複雑に入り組み、経済問題の大きな背景に成りうる。1930年代の極右の台頭に長引く経済問題が要因との研究結果がある。

欧州経済の低迷が、欧州統合という壮大な計画の正当性を浸食しつつあり、ヨーロッパの政治家の正しい政策実行が求められる。

ECB総裁は必死で景気向上の為金融政策を実行しているが、各国の独善的政治家が歴史の教訓を無視した政策を続けている。


・中国は?

中国経済も酷く、公表する数字も信用できず、GDP成長率は公表7%の半分以下の可能性がある。

11月末、IMFが、人民元の主要通貨入りが決定し、これをもって

「基軸通貨がポンドからドルへかわったようなことが今起きている」

「アメリカが超大国になるには通貨の地位向上は不可欠だった」

こうした意見は現実を全く理解していない。注意すべき。

人民元の主要通貨入りによる実態経済への影響はない。アメリカが超大国化したのはドルの基軸通貨化ではなく、経済の巨大化だ。

人民元が主要通貨入りしても、人民元を現金、元建て債券で持ちたいとは思わないだろう。

中国はかっての日本よりも極端なバブル状態にあり弾ける寸前だ。企業、自治体は債務超過の状態だ。

これが破裂すれば、日本で起きたバブル崩壊より遥かに酷い状態になり、隣国の日本への影響は甚大である


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